fillコマンドを使って、ブロックをまとめて置き換えることができるらしいけど、使い方を教えてよ_φ(・_・
fillコマンドとは、指定した範囲を一度に好きなブロックで敷き詰めることができます。
オプションにより、敷き詰める方法や置き換える対象のブロックを指定することができます。
整地や建築を楽にすることができます。
今回は、fillコマンドの使い方を紹介します。
▼fillコマンド生成ツール(Java Edition)
▼fillコマンド生成ツール(Bedrock Edition)
fillコマンドの使い方
構文
fillコマンドの構文は、以下の通りです。
/fill <開始位置> <終了位置> <ブロック> [オプション] [元ブロック]
fillコマンドは、2箇所の座標(<開始位置>と<終了位置>)と<ブロック>を指定して使用します。
2個所の座標内を指定したブロックに敷き詰めます。
fillの意味は、「埋める」や「いっぱいになる」などの意味があります。
「フィル」と発音します。
使用例
fillコマンドの使用例は、以下の通りです。
開始位置:29 4 26
終了位置:31 6 28
ブロック:gold_block(金のブロック)
/fill 29 4 26 31 6 28 gold_block
開始位置(29 4 26)と終了位置(31 6 28)の間に、金ブロックが敷き詰められます。
▼ブロックID
オプション
destroy
destroyを設定すると、指定した範囲内にあるブロックを一度壊してから、指定した<ブロック>を敷き詰めます。
このとき、壊れたブロックはその場にドロップします。
※空気や水など一部のブロックは、ドロップしません。
/fill 29 4 26 31 6 28 gold_block destroy
hollow
hollowを設定すると、指定した範囲内の外側のみ、<ブロック>を敷き詰めます。
内側は、空気ブロック(何もない状態)に置き換わります。
/fill 29 4 26 31 6 28 gold_block hollow
outline
outlineを設定すると、指定した範囲内の外側のみ、<ブロック>に置き換えます。
内側は、ブロックの置き換えが発生しません。
hollowと似ていますが、内側にあるブロックの処理が異なります。
/fill 29 4 26 31 6 28 gold_block outline
keep
keepを設定すると、指定した範囲内の空気ブロックを、指定した<ブロック>に置き換えます。
/fill 29 4 26 31 6 28 gold_block keep
replace
replaceを設定すると、指定した範囲内にある指定した[元ブロック]のみ、指定した<ブロック>に置き換えます。
/fill 29 4 26 31 6 28 gold_block replace iron_block
上記の場合だと、開始位置(29 4 26)と終了位置(31 6 28)の間にある金ブロック(gold_block)が鉄ブロック(iron_block)に置き換わります。
応用
整地
fillコマンドを使って、楽に整地をすることができます。
空気ブロック(air)を指定することで、邪魔なブロックを消すことができます。
/fill 29 4 26 31 6 28 air
整地コマンド生成ツールを使うと、コマンドを楽に作れるよ!
▼整地コマンド生成ツール
注意事項
指定した領域にあるブロックが多過ぎます
指定した範囲のブロックが多すぎる場合は、以下のメッセージが出力されます。
指定した領域にあるブロックが多過ぎます
一度に32768ブロックまで置き換えることが可能であるため、範囲を分割してコマンドを実行してみましょう。
32768ブロック未満でも、ブロックを一度に置き換える処理は負荷が掛るため、処理落ちすることがあります。
ブロックが満たされませんでした
既に指定したブロックが敷き詰められている場合は、以下のメッセージが出力されます。
ブロックが満たされませんでした
コマンドを実行しても意味がありません。
その座標は読み込まれていません
一度も行ったことがない座標(読み込まれていない)を指定した場合は、以下のメッセージが出力されます。
その座標は読み込まれていません
離れると、ブロックを読み込み直す必要があります。
範囲を小さくしてfillコマンドを実行しましょう。
ハーフブロック
fillコマンドで、ハーフブロックを指定すると、下段のみ置き換えられます。
ハーフブロックの上段を置き換えたい場合は、ブロックIDの後ろに「type=top」を指定しましょう。
/fill 29 4 26 31 6 28 stone_brick_slab[type=top]
水を指定
fillコマンドで、水を指定することができます。
水に置き換わると、すぐに流れてきます。
水抜き
fillコマンドを使って、水抜きをすることができます。
replaceオプションで、元ブロックに水(water)を指定しましょう。
水抜きの使用例は、以下の通りです。
/fill 29 4 26 31 6 28 air replace water
コマンド生成ツール
fillを使った整地コマンドを生成するツールを作りました。
ご利用下さい。
コメント
「その座標「尾」は読み込まれていません」
ってなってます!
>キムチと納豆さん
ご指摘ありがとうございます!
修正しました><
ほんとに助かりました!!ありがとうございます!
replaceの部分、鉄ブロックと金ブロックが逆になっています。
>詰さん
ご指摘ありがとうございます><
修正しました!
修正されてなくね?
コロナにならないでください!!!!!!!!!
~ってどういういみなんですか?
教えてくれてありがとうございますreplaceで決めれた鉱石が見えるようになるのでこれで出来るようになりました
水抜きのコマンドを実行して見ましたが、
「構文エラー: "replace": at "~ ~ ~ air >>replace<< water" は無効です」
と出ます。どうしたらよろしいでしょうか。
いつもお世話になっています‼︎コマンド解説ありがとうございます‼︎
コマンド解説ありがとうございます😊
この解説は、jaba版なのですか、それとも統合版なのですか
どちらなのですか、私は統合版なのでjaba版と少し違う設定です。
とっても助かりました。こういうコマンド苦手なので役に立ちました!
皮のはがれた樫などを置き換えるときに、向きが違うと置き火変えられないのですが・・・
ブロック塊生成ツール作ってほしい!
アプデ等で変わったのかもしれませんが念の為報告です。
PE版(統合版共通?)の場合、置き換えるだけのfillコマンドはご紹介のまま出来ますが、destroy等の付属コマンドをつける場合はブロック名の後にスペース0が必要でした。
例:/fill ~ ~ ~ ~15 ~15 ~15 air 0 destroy
(自分を中心にプラス方向に1チャンク掘ってアイテム化する)